--- 研究報告 ---
「胃がん予防ときのこ摂取の疫学研究」

研究結果:ぶなしめじなめこえのきたけの摂取は胃がんを抑制する可能性が示唆された。とくに、噴門部のがんで有意な抑制効果が認められた。

ぶなしめじなめこは、ほとんど食べない人が胃がんになる確率を1とした場合、週1日以上食べる人は、どちらも0.56に低減、えのきたけは週3日以上食べる人が0.66に低減したが、しいたけは同0.95でほとんど低減しなかった。






研究機関:国立がんセンター臨床疫学研究部を中心に、長野厚生連佐久、長野松代、北信、篠ノ井、の4病院と長野県農村工業研究所の共同研究

研究方法:研究デザインは“Case Control Study”で胃がんの症例153人、対照303人が参加し、平均年令は胃がん症例58.1歳、対照57.7歳である。

参考:農工研通信 No129、平成16年第1号

この研究は第62回日本癌学会(2003年9月 名古屋)で発表され、国際専門誌(Nutrition and cancer誌46、138〜147(2003))に掲載された。